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ドル、短期的には上値指向が優勢

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年3月24日
  • 読了時間: 1分

金融市場だけでなく、世界的にドル需要が高まっている。ドル指数は、先週だけでも4%超上昇、短期的にはさらなる上値を見る向きが主流となっている。

ユーロ、英ポンド、円、カナダドル、スイスフラン、スウェーデン・クローネとの対比で構成されるドル指数は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が複数の中銀との間でスワップ協定を締結したことを材料に上昇している。


オーストラリア準備銀行やシンガポール金融庁を含むスワップ契約では、4500億ドルもの資金が、今後6カ月でFRB経由で各国資本市場向けの手当てを可能としている。

しかし、一部アナリストは、こうしたスワップ契約でも不十分だとの指摘もある。

オーストラリアのANZ銀行、リサーチ責任者、クーン・ゴー氏は、ドル指数が短期的に105ポイントまで上昇する可能性があると分析している。足元では、102前後での取引となっている。最後に105まで上昇したのは、2002年。

「一連のスワップ協定で、幾分かの安定感が出るだろう。しかしながら、足元でのドル需要の勢いを考えると、十分だとは言えないだろう。テクニカル要因からみれば、ドルは買われ過ぎで、下値調整が期待される。仮に下値調整があったとしても一時的で、一段高を狙う展開となるだろう」とした。

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