ハイテク株投資は控えるべき=ベテラン運用者
- sigma tokyo
- 2019年7月7日
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ドットコム・バブル時代にメリルリンチで世界最大のハイテク・ファンドを運用していたポール・ミークス氏は、安値からの反転急騰によるバリュエーション面で問題があるとし、ハイテク株投資を見送るべきだとしている。
「ハイテク・セクターには、ニュートラルから若干の弱気だ」とした。
ハイテク株に連動する上場投資信託(ETF)、テクノロジー・セレクトSPDRファンドは、昨年12月安値から39%反転上昇、SNSやインターネット企業を含む銘柄に連動するコミュニケーション・サービス・セレクトSPDRファンドは、同29%上昇している。
「昨年第4・四半期に打ちのめされた。その後に反転し、2019年5月に、ハイテク弱気市場ではなく修正安があった。そこから反転回復し、かなりのバリュエーションにまで来ている。特に半導体銘柄のリバウンドは顕著だ」とした。
現時点での最適な投資戦略は、ハイテク株を保有しているのであればそれを維持、あるいはネットベースで売りに傾けることにあるという。
「半導体セクターにとっては、米中貿易問題がカギだ」とした。
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