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バフェット氏の消極的な買収策、米株「買われ過ぎ」懸念呼ぶ

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年11月30日
  • 読了時間: 2分

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャ・ハザウェは、1280憶ドルの現金を抱えたまま新規投資を控えていることで、一部には米株が買われ過ぎ状態にあるとの見方が高まっている。

一部報道によれば、先週、バークシャは、テク・データを1株あたり140ドル、総額約50ドルでの買収を提示した。その後、プライベート・エクイティ(PE)、アポロ・グローバル・マネジメントが同145ドル、総額51億4000万ドルの対抗ビッドにバークシャは、反抗せずに退いている。

米株は、史上最高値を繰り返し更新しており、株価倍率も高まっている。

バフェット氏は最近の株主向け年次レターで、「株価は、長期的な観点からビジネスにとって超高値になっている」とし、プレミアムを支払ってまで企業を買収するには、PEとの競争も激化しており、繰り返し高過ぎるとしている。

S&P500指数採用銘柄の今後12カ月の予想株価収益倍率は、昨年12月の大暴落時と近い高水準にまで上昇している。

RBCの米株ストラテジー責任者、ローリ・カルバシーナ氏は、「米株は、米国以外の株式と比較して過剰評価の状態を維持している。2020年には、ここからさらに倍率が上昇することは予想していない」とした。

S&P500指数は、12カ月予想倍率2.14倍で推移している。この水準にまで上昇したのは、2018年9月と、ハイテクバブルが崩壊した2000年第1・四半期。

プルリミ・インベストメントのチーフ・インベストメント・オフィサー、パトリック・アームストロング氏は、ここまで株価倍率が高まっていることで、「これ自体が大きな売りを呼ぶわけではないが、倍率がより高まれば高まるほど、より大きな売りが起き得ることになる」とした。

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