バークシャCEO後継候補示唆も詳細には一切触れず＝バフェット氏が年次総会で

バークシャ・ハザウェ率いるウォーレン・バフェット氏は、88歳を迎える今年の年次株主総会で、後継者について示唆したものの、株主からの度重なる質問にも、詳細を言及することを避けた。

バフェット氏は、長期にわたり幹部としてバークシャに貢献しているグレッグ・アベル氏とアジット・ジェイン氏がいつの日か、副会長であるチャーリー・マンガー氏とともに同社を率いることになるだろう、と述べた。

ここ数年間、バフェット氏とマンガー氏は、同時にステージに上がることをせずに、株主からの質問を受ける形式をとってきたが、バフェット氏は、今年の総会で、「この形式が将来も変わらないわけではない。全員がステージに上がって質問を受ける形式の方が適切であれば、そうする」とした。

そのうえで同氏は、4人全員が演壇上で質問を受けることも検討するとした。しかし、有力候補がどちらかで、継承する時期についての言及は控えた。

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