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パラジウムが好調、今後も史上最高値更新の可能性

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年1月21日
  • 読了時間: 2分

4つの貴金属は、すべて好調だが、その中でもパラジウムの上昇が目立っている。

需要が好調である一方、供給懸念が引き続き根強いことが背景にある。

コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は、史上最高値となる2400ドルに迫る勢いのあるパラジウムについて、「2008年にプラチナが史上最高値を記録したよりも強い動きを示している。プラチナの価格を上回る可能性がある。パラジウムは、すでに昨年12月の金(ゴールド)を上回っている」とし、上場投資信託(ETF)も連動して上昇しているとした。

プラチナの史上最高値は、2008年3月の2275ドル、金は2011年9月の1920.20ドル。

現在、パラジウムは、2370ドル前後で取引されている。

同氏によれば、パラジウム価格上昇の背景には特段の新たな材料があるわけではないとしたうえで、強いて挙げるとすれば欧州連合(EU)による新車登録台数の増加があるという。

「パラジウムは、これまでと同様、供給不足への懸念が根強い。これがリース・レートに反映されている。したがって、実需筋には、現物確保が難しくなってきている」とした。

TDセキュリティーズは、排ガス規制を強化する国が増えているため、パラジウム価格が一段と上昇する可能性があるとの見方を示している。

TDセキュリティーズは、「自動車販売が拡大する可能性もあり、パラジウム需要を押し上げることがあり得る」とした。

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