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パラジウムは当面供給不足市場、来年に向け上昇し1800ドル台を回復へ=専門家

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年11月12日
  • 読了時間: 2分

足元では史上最高値を更新中のパラジウムで、2019年最良のパフォーマンス貴金属となる可能性が濃厚だ。一部には上値警戒もあるものの、この上昇基調は当面続くとの見方が支配的だ。

供給不足と需要拡大の両面から来年も好調で、オンス当たり1800ドルに復帰するという。

スタンダード・チャータード・バンクの貴金属リサーチ担当エグゼクティブ・ディレクター、スーキ・クーパー氏は、2020年には金(ゴールド)が引き続き貴金属の中では目立つ存在ではあるが、ファンダメンタルズ(経済の基礎要因)の観点からすれば、パラジウムの見通しがもっとも明るい」とした。

パラジウムは、年初来すでに40%も上昇している。一時、1824.50ドルの高値を付けたが、1700ドルに下げ、足元では1768ドル前後の取引となっている。1800ドル割れは主に、利益確定の売りに押されたとの見方が一般的。

INTL FCストーンのマーケット・アナリシス責任者、ローナ・オコーネル氏は、「ETF(上場投資信託)の投資家は利食い売りを続けており、流動性が依然として問題ではある」としており価格が大きく上下する可能性を示している。

クーパ―市は、一方で、供給不足が継続的に価格支援材料となっており、「過去7年間は供給不足で、2020年と2021年も不足が続くと予想している。パラジウム市場の根本的な供給不足構造が存在する」とした。

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