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フィッチ、アジアの経済成長予想を下方修正

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年2月9日
  • 読了時間: 1分

格付け機関フィッチ傘下のフィッチ・ソリューションズは、アジア経済成長見通しに大きな悪影響が出るとし、特に第1・四半期に顕著に表れるとの見方を示した。

中国で発生したコロナ・ウィルスの被害拡散により、アジア地域の経済成長予想を4.3%から4.1%に引き下げた。

「一部の国では、経済を支えるだけの政策遂行の余地が残っており、ウィルス拡散の悪影響にも対応可能ではある。一方、保健・防疫システムがぜい弱で、マクロ経済ファンダメンタルズが軟弱な諸国には、依然として懸念が残る」とした。

フィッチは、2つのシナリオを想定している。

第一のシナリオは、ウィルスの影響が概ね中国国内にとどまり、世界への影響が限定的にとなるもの。

「基本シナリオは、現在予想の5.9%から、2020年中国GDP(国内総生産)が5.4~5.9%に減速することを想定している」とした。

エマージング(新興)アジア諸国経済では、中国関連の取引等が70%を占めている。アジア諸国間の観光に至っては80%近くに上る。

二つ目のシナリオは、今回の危機がアジアを超えて拡大し、世界のなかでも保健・防疫システムがぜい弱な諸国に影響が出るというもの。

現時点では、一つ目のシナリオの可能性が高いと見ている。

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