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フランス、米中貿易紛争下ではドイツよりも有利

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年9月29日
  • 読了時間: 1分

米中の貿易紛争が続いており、これが欧州の2大経済国、フランスとドイツの地図を塗り替えており、フランスが優位となりつつある。

アナリストの分析では、これまで欧州最大の経済力を誇っていたドイツと比較し、フランス経済の耐久性が増してきており、ドイツよりも投資妙味が高いという。

実際、フランスの公的債務はドイツを大きく上回っており、イタリアなど財政的に不安定である諸国への投融資エクスポージャーも高い。

ベレンバーグのチーフ・エコノミスト、ホルガ―・シューミディング氏は、「投資選択としては、フランスが優位だ。貿易紛争に起因する世界的な製造業の低迷には、フランスはさほど影響を受ける経済特性ではない」と分析している。

ドイツは、輸出依存型経済で、製造業にも強みがあるため、米中の貿易紛争の影響を受けやすい体質にある。

UBSの最新データによれば、ドイツ国内総生産(GDP)に占める製造業の割合は約25%。一方のフランスは15%に過ぎない。

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