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ヘッジファンド勢が足元では金ポジションを整理、完全な弱気転換には至らず

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年9月23日
  • 読了時間: 2分

金融市場全体に楽観的な見方が広がり、米中の貿易摩擦も解決に向かった動き出したとの観測を背景に、ヘッジファンド勢が金(ゴールド)ロング(買い建て)に利食いの売りを入れている。

しかしながら、米先物取引委員会(CFTC)の未決済建て玉統計では、投機筋が完全に弱気に傾いていることは示されていない。

CFTCの統計では、9月10日までの週の金ロングは2万5700枚減少し23万9475枚となっている。

同時に、金ショートも255枚減少し3万3294枚。

ネットベースでは、ロングが20万6181枚となっている。

サキソ・バンクのコモディティ(商品)ストラテジー責任者、オル・ハンセン氏は、「セイフヘイブンの地位を持つ金は、4月以来、もっとも大きな売りにさらされた。これば貿易紛争プレミアムが縮小し、株式買い・債券売りの動きがみられたことになる」とした。

利益確保の売り、あるいは手仕舞い売りで、金は再び1500ドルを割り込んだが、ハンセン氏は、金市場が依然として1485ドルの支持線を割り込んでおらず、ヘッジファンド勢が「金市場から完全に撤退を急いでいるわけではない」としている。

TDセキュリティーズは、世界各国が金融緩和政策を採用していること自体が、金価格には支援材料になるとし、「運用を手がけるマネージャーだけでなく各国中銀にとっても、金が魅力十分な資産であり、この立場が強化されていくとみている」としている。

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