ヘッジファンド勢の株式エクスポージャーが年初来最高に、目先下げの可能性も=ゴールドマン
- sigma tokyo
- 2019年9月23日
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ゴールドマン・サックスは、9月の米ヘッジファンド勢を中心とする投機筋の米株エクスポージャーが、今年では最高水準となった。
これは、リセッション(景気後退)懸念が幾分か和らぎ、米中との貿易紛争が解決に向かうとの期待が背景にあるという。
株式アナリスト、アルユン・メノン氏は、「センチメント指標では、総合株式ポジションニングが標準偏差平均から1.2上回っている。これは、S&P500指数が近い将来、下げ方向に向かうリスクがあることを示している」とした。(添付チャート参照)
足元では、株式エクポージャーが「行き過ぎた」状況にあるという。
「ヘッジファンドのネットベースでのエクスポージャーは、2018年7月以来の高水準にある。先週(9月第3週)には、パッシブ型(指数連動型)ファンドからの資金流入が3亜月以来最大を記録(210億ドルの入超)している。海外投資家からの株式への資金流入も平均を上回っている」とした。

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