ポンドが7月下旬以来の高値に、条件付きのEU離脱観測膨らみ
- sigma tokyo
- 2019年9月14日
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ポンドが7月下旬以来の高値に上昇している。これは、英国が条件無しで欧州連合(EU)離脱することはない、との思惑が拡大しているため。
ポンドは一時、1.246ドルまで上昇、9月3日からは4%を超える上昇となっている。9月3日には、3年来の低水準に沈んでいた。
タイムズ紙は、北アイルランドの保守政党、民主統一党が北アイルランド問題の処遇について姿勢を軟化させているとの報道が無条件離脱よりも、むしろ合意の上での離脱観測に傾いた一つの大きな理由。
同党はこれまで、バックステップと呼ばれる安全策として、英国のEU離脱条件の一つにアイルランドとの明確な国境設定に反対、英国のEU離脱後にはアイルランドがEU規則に従わなくても良い、とする案を主張していた。しかし、今回、この主張にかならずしも固執しない姿勢を示しているという。
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