ポンドと人民元が上昇、保守党勝利見通しと米中基本合意で
- sigma tokyo
- 2019年12月13日
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13日午前、ポンドが対ユーロと対ドルで3年半ぶりの高水準に上昇している。英総選挙の出口調査で与党保守党の圧倒的勝利が伝えられたことが好感された。保守党の勝利により、同国の欧州連合(EU)離脱が円滑に進むとの見方が台頭している。
また、人民元が高く、円は下げている。
米中の貿易協議が第一段階の基本的合意が得られたとの報道が人民元を押し上げている。
CMCマーケッツ(シドニー)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は、選挙後の「出口調査結果に、ポンドは大きく反応している」とした。また、米中の基本合意について「人民元が大きく上昇する可能性がある。それよりも、ドルがどこまでしっかりと推移するかにかかっている」とした。
ドル指数は、約0.35%下げ96.736で取引されており、6月以来の安値に近づいている。
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