モルスタやUBS、日本株の一段高を予測
- sigma tokyo
- 2019年11月27日
- 読了時間: 1分
日本株は、年初来20%上昇しているなかで、モルガン・スタンレー、UBSと野村證券は、国内企業収益の改善が今後も株価を押し上げ続けるとみている。
国内企業収益は、ここ2年、下がり続けてきた。UBSの分析では、円高と米中の貿易紛争の悪影響があったため。
モルガン・スタンレーのエコノミストは、2020年の日本経済成長をゼロ%としているが、株式アナリストは、「ポジティブな構造的トレンド」が見られるとし、企業ガバナンスの改善や収益性の向上などから国内株価が少なくとも現状を維持するか、企業価値が拡大すると予想している。
さらに、2020年3月までにドルが対円で強含むことが見込まれ、日本企業には追い風となるという。
野村は、「日本株には、確固とした景気循環サイクルがみられ、世界経済の成長回復とともに上向く」としている。
UBSは、特に継続的に安定した配当を出している「優良企業」に注目しているとし、さらに組織改革を進めている企業にも目を向けているとしている。
モルスタは、情報技術(IT)、銀行を除く金融サービスが期待できるという。
コメント