ロシアが中国などとの共同軍事訓練を敢行、米国への強いメッセージ
- sigma tokyo
- 2019年9月18日
- 読了時間: 1分
ロシアは、中国だけでなくインドやパキスタンとのそれぞれ共同軍事演習を敢行、政治アナリストは、西側諸国に向けてロシアが強いメッセージを送る意図があると分析している。
軍事演習は、毎年実施されているものだが、今年は、中国との共同演習、さらにインドとパキスタン、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンとうウズペキンスタンとも、それぞれに2国共同演習を実施している。
この演習には、ロシア軍から12万8000人の兵士、2万を超える軍事機器や装備、航空機800機、さらに船舶15隻が参加したという。
チャザム・ハウスのロシア・ユーラシア・プログラムのリサーチ・フェロー、マシュー・ブーリグ氏は、「今回の一連の軍事演習は、反米国のメッセージそのものだ。西側に対抗し、ロシアが国家として単独ではなく協調する諸国が多く存在することを示し、対立している国とも協調できる能力を示した。その典型例が中国で、同国はロシアの敵にもなるが、見方にもなる」と分析している。
コメント