上昇し続ける米株、慎重な姿勢が必要=専門家
- sigma tokyo
- 2020年1月23日
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本格的な下げ修正なく上昇し続ける米株式に、一部の専門家から慎重な姿勢をとるべきだとの声が上がっている。
S&P500指数は、年初来から約3%上昇、昨年11月以降からでは9%も上昇している。
MKMパートナーズのJCオハラ氏は、古い格言を引用し、下げ修正がない相場を「自らのリスクで泳ぐべきだ」とした。
そのうえで同氏は、大きな下げ局面があると予想、「市場はここまで大きく上昇してきており、そのペースは、想定していたよりもかなり早い」とした。
コンコード・ジェニュイティのトニー・ドワイヤー氏は、慎重なスタンスを高めており、これまで「ポジティブ」としてきた投資評価を「ニュートラル」に引き下げている。
同氏は、ハイテク・セクターが特に買われ過ぎで、これまでの歴史を振り返ると、13%を超えるような下げ修正が来ると予想している。
「歴史を振り返ると、ハイテク株が上昇してきたことで、ドットコム・バブル崩壊前に酷似した環境を作り出している」とした。
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