不安定な米株相場、オプションに収益機会
- sigma tokyo
- 2019年8月27日
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オプティマイズ・アドバイザーズの社長、マイケル・ホーウ氏は、先週700ポイント下げた後に回復の兆しを見せている米株市場にも収益機会があると見ている。
オプションがその機会を捕まえる一つの投資手法だ。
「これまでの状況のように悪い展開が続き、さらに悪化したとしても、下げ相場の反転はありえる」とした。
「ボラティリティがかなり高まっている。しかし、この高ボラティリティにもかかわらず、それほどオプションのプレミアム(権利価格)が上昇してはない」とした。
同氏は、VIX指数(恐怖指数)が上昇しているものの、不安定な相場環境に見合うほどは上がっていないと分析、「8月初旬以降、日々の変動幅は1.5%程度にとどまっている。VIX指数が20ポイントを超えている状況にあって、日々の株価変動からすると、さらに50%上に水準にあるべきだ」とした。
こうした中で、オプション・プレミアムが「バーゲン」とも見れる水準にあるため、S&P500指数ETF(上場投資信託)とのコール・スプレッドが最適だとしている。
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