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世界の中銀による安価な資金供給、経済成長に貢献していない=世界最大のヘッジファンド創設者

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年11月7日
  • 読了時間: 2分

世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツを設立したレイ・ダリオ氏は、世界各国の中央銀行が安価な資金を供給していることで、これを投資家が収益の上がらない企業に投資するケースが目立ち、結果、経済成長にまったく貢献していないと批判した。

「多くの人々に効果的に機能する資本主義のシステムが崩壊している」とした。

「世界が狂乱の時代に突入し、システムは崩壊した」と題されたリンクトインへの投稿で、超低金利で溢れるほどのキャッシュを投資家に供給しているだけでなく、各国政府が抱える債務ば膨大化していることを批判し、クレジット提供も不適切な配分で行われていることで、富の格差を生み出しているとした。

「政府が抱える債務が膨れ上がっており、今後もさらに増加していく。これを解消するには、政府はさらに膨大な債券を売却する必要に迫らる。こうした状態になれば、債務解消に向けた債券の完全売却には金利を大きく引き上げることが必要になるが、世界がこれほどまでにレバレッジがかかった状態にあるため、金利上昇は、市場と経済にはダメージを与えることになる」とした。

2019年度に米連邦政府が抱える債務は、9840億ドルと前年から26%も増加している。

「健全な財政が廃棄されたこのシステムは、今後も継続し、そしておそらくは悪化してくことになる」としている。

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