世界の石油需要予想を日量10万ドル下方修正、2カ月連続の引き下げ=IEA
- sigma tokyo
- 2019年6月14日
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国際エネルギー機関(IEA)は、世界の石油需要見通しを2カ月連続で引き下げた。これは、現在の貿易摩擦の激化が世界経済をリセッション(景気後退)に追い込む危険性が背景だという。
IEAの石油業界市場部門の責任者、ニール・アトキンソン氏は、「現時点で注目すべきポイントは、ごく最近までは、イランとベネズエラ、そしてリビアなどにからむ地政学的なリスクがあり、これが市場関係者の念頭にあった」とした。
そのうえで、「しかし、需要に関しての信頼が損なわれつつあり、現在の市場で、これがもっとも大きな動かす要因になっている」とした。
最新の需要予測は、日量120万バレル、前回予想から10万ドルの下方修正となっている。
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