世界の約6億人があらたな貧困層に=国連大学調査
- sigma tokyo
- 2020年4月10日
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国連大学の最新調査によれば、今回のコロナ・ウィルス拡散により世界であらたに4億2000万~5億8000万人が貧困層に転落するとしている。これは、全人口の8%に相当する。
今回の分析は、最悪に近い20%の収入源、あるいは消費減を前提としたもの。国連は、3つの貧困ラインを定めており、それぞれ1日あたり5.50ドル、3.20ドルと1.90ドル。
この基準に従えば、仮に1日あたり賃金が1.90ドルに落ち込んだ場合、世界相人の78億人の半分が貧困層になるという。
2018年時点で、1日あたり5.50ドルで暮らしている向きは34億人に達している。
収入が5%縮小したとの「緩い」シナリオでも、貧困層拡大につながり、1990年以降は食い止めてきた貧困層増加が再び始まることになる。
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