世界各国の企業、サプライチェーンの中国からの分散化を加速へ=モビウス氏
- sigma tokyo
- 2020年4月22日
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エマージング(新興)市場投資で知られるマーク・モビウス氏は、コロナ・ウィルス拡散の余波で、世界各国の企業がサプライチェーンの中国への依存度を大きく引き下げる、と分析している。
各企業は、悪影響を最小限に食い止めるための方策を検討しており、サプライチェーンの変更もその一つだという。
原材料などを含め「中国のサプライチェーンに依存している向きの多くは、あらためて現状を見つめなおしている。そして、サプライチェーンをできるだけ自らの本拠地に近づけるべく、分散化を始めている」とした。
同氏によれば、米国企業であればメキシコやカナダなど、本国に近い拠点にサプライチェーンを求める動きがあるという。
「最終的には、サプライチェーンを例えば、ベトナム、バングラディシュ、トルコやブラジルなどに分散することになるだろう」としている。
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