世界経済、リセッション入りする可能性は低い=スタンダード・チャータードCEO
- sigma tokyo
- 2019年3月26日
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スタンダード・チャータードの最高経営責任者(CEO)、ビル・ウィンター氏は、長短金利の逆転や欧州の経済指標の内容も乏しいことなど、いくつか景気後退(リセッション)入りの可能性を示す兆候があるが、実際に景気が落ち込むことはないと見ている。
「相対的にみると、状況は落ち着いている。世界経済は、成長が減速していることが事実だ。しかし、底打ちし上向きに転じている兆候が複数ある」とした。
「中国でも、欧州でもその兆候が見られる。来年のリセッション入りに向けて直線的に進んでいるとの考えは、実現する可能性が低まっている」とした。
その理由が、「FRB(米連邦準備制度理事会、中央銀行に相当)の利上げ凍結にあり、米中貿易摩擦交渉に進展が見られることが一因だ」とした。
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