中国、定義上のリセッション入りの可能性大=エコノミスト
- sigma tokyo
- 2020年2月5日
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エノード・エコノミクスのチーフ・エコノミスト、ダイアナ・コリーバ氏は、コロナ・ウィルスの影響で中国が技術定義上でリセッション(景気後退)に陥る可能性が極めて高いとしている。
同ウィルスが、中国にとっては「極めて不都合な」タイミングで発生したとしている。
「昨年下半期に、経済成長ペースが大きく鈍化しただけでなく、極めて膨大な不良債権を処理することで大きな混乱が生じるタイミングだった」とした。
今回の感染拡大による信用損失などにより、国内総生産(GDP)の20%に影響が出るとしている。湖北省が実質的に閉鎖されたことは「これまでにない事例で、深刻」だという。
「経済への悪影響は、SARS(重症急性呼吸器症候群)を遥かに超えるだろう」と予想している。
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