中国が貿易問題でホワイトペーパーを発表、米国が始めた摩擦と非難・大阪サミットでの米中首脳会談は未定
- sigma tokyo
- 2019年6月2日
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中国政府は、ホワイペーパーを公表し、米国が今回の貿易摩擦を始めたと糾弾、両国の食い違いが改めて浮き彫りとなった。
同ホワイトペーパーでは、米国が始めた今回の貿易紛争が世界に悪影響を及ぼしていると批判している。
米国は信頼のおけない交渉相手であり、中国は、対等な立場で、双方にとって実りある、信頼関係を基本にしたうえで協議を進めたいとしている。
米メディアはこれまで、中国側が基本的に交渉を拒絶したと報じていた。
6月2日の日曜に記者会見した中国商務部のWang Shouwenの副部長(副大臣に相当)は、ここ数カ月で米側がとってきた行動が、協議に進展がない原因だと非難している。
同副部長は、今月末に大阪で開催されるG20首脳会議の場で、トランプ米大統領と習近平国家主席が会談するかについて、確認を避け、代表団を日本に送り込む、と述べるにとどめた。
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