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中国とインド、イラン産原油輸入量削減も購買を継続=専門家

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年4月24日
  • 読了時間: 2分

米国からのイラン産原油購入禁止要求に対して、中国とインドは、トランプ米大統領の制裁強化案を完全に履行することはできないとアナリストは分析している。

トランプ米大統領は、これまで半年間の特例措置として、イラン原油購入を容認してきた日本を含む各国に対して、5月1日以降は、これを完全停止するよう圧力をかけている。

ユーラシア・グループは、「イランの原油輸出が、完全にゼロになる可能性はない。日量50万バレルのイラン産原油を輸入している中国は、足元では大幅な輸入削減をするだろ。米国との貿易問題解消を最優先課題としている中国にとって、イラン原油購入と貿易問題を結びつけることはしたくないはずだ」としている。

中国政府は、米政府の圧力に、公式には異議を唱えており、アナリストは、イラン産原油輸入を続けるとみている。

SEBのチーフ・コモディティ(商品)アナリスト、Bjarne Schieldrop氏は、「中国は、イラン産原油乳を止めることはしないし、物理的にもできない」としている。

インドも、中国と同様だ。

ユーラシア・グループは、「インド政府は、イラン産原油輸入量を大きく削減するだろうが、おそらく日量10万バレル程度は維持する。インドは、国内通貨ルピー建てで輸入代金決済をしている」とした。

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