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中国のQ4経済活動、今年最悪=中国版ベージュブック

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年12月28日
  • 読了時間: 1分

中国版ベージュブックの四半期業況調査によれば、同国の第4・四半期経済成長率が、「2019年最悪」となった可能性が高いものの、前期と前年同期からは改善が見られる。

製造業とサービス・セクターの売り上げが好調とみられる一方で、収益は、「横ばい」だという。

この聞き取り調査は、3300を超える企業を対象に実施された。

特に重要なポイントは3つある。

まず、キャッシュフロー状況が急速に悪化している複数の兆候が見られる。「中国独自のシステムからすると、この要素を軽視することは難しことではない。しかしながら、第4・四半期の支払いと納品の遅れは、記録を振り返っても最悪レベルにある」という。

2つ目は、増収にはなっているなかで、新規受注が継続的に縮小していることが懸念される。「需要が今後維持できるか疑問だ。企業は、消費者が示しているメッセージを理解していない可能性がある」とした。

最後のポイントは、企業の債務が史上最大水準にまで拡大していることにある。「借り入れ申請が、全国レベルで史上最高に達している。他方、申請却下件数が史上最低んレベルにある。主要4セクター、製造、小売、サービスと不動産セクターで、30%を超える企業が借り入れを実施しており、これは2012年以来初めてとなる」としている。

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