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中国のQFIIとRQFII撤廃、海外からの資金流入急増にはつながらない

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年9月22日
  • 読了時間: 1分

中国政府は、今月、適格外国機関投資家(QFII)と人民元適格外国機関投資家(RQFII)の上限を撤廃、金融市場の自由化に向けて歩みを進めているとみられている。

しかしながら、アナリストは、実際のところ今回の措置が、すでに打ち出している施策と重複するため効果が限定的だと分析している。

株式と債券投資家は、すでに、クロスボーダー取引を活用しており、中国本土の金融資産取引を手がけている。

オーストラリア・ニュージランド銀行(ANZ)のエコノミスト、Xing Xhaopeng氏は、「SAFT(中国国家外貨管理局)は、特に人民元が切り下げられていることを背景に、2007年以降、投資枠申請を却下したことがない。したがって、今回の制限枠撤廃にも、短期的には中国への資金流入が急増することはない」とした。

海外投資家はすでに、上海・深セン・コネクトを通じて、株式と債券取引が可能となっている。

アリアンツ・グローバル・インベスターズのポートフォリオ・マネージャー、アンソニー・ウォン氏は、「QFIIやRQFIIを使う替わりに、最近、海外投資家の多くは株式や債券コネクトを活用している」とした。

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