中国のベンチャー投資、技術革新薄く大幅に減少=プレクリン
- sigma tokyo
- 2019年7月17日
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プレクリンの統計によれば、中国のハイテク企業向けのベンチャー・キャピタル(VC)投資が大きく減少しており、その背後には、中国国内でのイノベーション不足がある。
中国での第2・四半期のVC投資は97億ドル、前年同期の413億ドルから77%縮小した。
中国国内で活動するVCファンド、Zhenfundのマネージング・ディレクター、Yuan Liu氏は、「過去10年を振り返ると、最初の携帯通信事業ブームがあり、VC投資が活発だった。その後は、あらたなプラットフォームが出現してこなかった」とした。
「投資家が期待しているのは、バーチャル・リアリティ(VR)が次のブームを主導するか、あるいは、仮想通貨が大きな波を作り出すか注目している。いまのところ、そこまでの大きな動きにはなっていない」とした。
さらに、「AI(人工知能)にも期待している。しかし、その後のイノベーションは見られず、(VC投資が減少した今でも)AIバブル後を心配している」とした。
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