中国の不動産開発関連債券に注目
- sigma tokyo
- 2019年4月10日
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世界の投資家は、アジアの高リスク債券物色を活発化しており、特に中国の不動産開発会社の社債が注目されている。
米中の貿易摩擦が拡大した昨年以降、ジャンク債と称される高利回り債券の投資人気は停滞していた。
ジャンク債は、高利回りである反面、デフォルト(債務不履行)の危険性も高く、リスクが高い資産とされている。
しかし、一部の投資家は、経済環境が改善しつつあることから、こうしたデフォルト・リスクが軽減したとみている。
UBSアセット・マネジメントのアジア太平洋債券担当責任者、ハイデン・ブリスコー氏は、「今年最大の注目は、アジア高利回り債で、特に中国の不動産開発関連の債券だ。まだ、一段の上昇余地があるとみている」とした。
「市場動向が、昨年から大きく改善している」とした。
ブラックロックのアジア債券担当責任者、ネラージ・セス氏は、「中国不動産会社の高売り回り社債に、ここ数カ月、注目している」としている。
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