中国の消費力は健在、関連株やETFに注目=クレインシェアーズCIO
- sigma tokyo
- 2020年1月5日
- 読了時間: 1分
クレインシェアーズのチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)、ブレンダン・ハーン氏は、中国の消費力が過小評価されていると株し、特に消費関連の上場投資信託(ETF)に注目すべきだとしている。
「経済の観点からすれば、(米中の)貿易戦争は、成長を阻害するだけの存在だ」とした。同時に同氏は、「米中の関係は、経済上ではもっとも重要な二国間関係であることには変わりない」としている。
そのうえで、中国株式市場に重くのしかかっている貿易紛争もやがては解決されるとし、「中国の消費は健在で健全だ。たとえば、米の多国籍企業のシングルデー売上は絶好調で、この問題が解決されれば、投資家が中国株式市場に戻ってくる。すでに、その兆候が見られる」とした。
アリババのシングルデー売上高は、380億ドルに達している。JDドットコムとピンドウドウも数十億ドル規模の売上を記録している。
ハーン氏は、「中国の消費者は依然として力強く、健全だ」とし、オンライン上で活発に購入を続けているという。
クレインシェアーズCSI中国インターネットETFは、2019年にプラス30%を記録している。MSCI中国A株ETFも好調だ。
コメント