中国人による米不動産購入が縮小、一部資金は豪や日本に向かう=コンサルティング会社
- sigma tokyo
- 2019年6月26日
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昨年から続く米中貿易紛争が激化するなかで、その影響の一つとして中国人による米国内不動産購入が縮小、つまり、中国からの米国向け資金流入が細っている。
トランプ大統領と習近平国家主席は、今週末に会談する予定だが、明確な出口が見えないなかで、中国による米不動産購入は、今後も減少すると見られている。
中国最大の不動産販売サイト、Juwai.comによれば、2018年の中国人による米不動産購入は、前年比4%縮小した。
不動産コンサルティング会社、ナイト・フランクは、「米中の貿易関係が一段と悪化していることは、中国人投資家が米国以外の資産に目を向ける可能性が高まっていることを意味する」とした。
同社の予想では、これまで米国に向かっていた投資資金の一部がオーストラリア、日本や英国などに向かうという。
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