中国人民銀行、膨れ上がる一般家計債務に警告
- sigma tokyo
- 2019年12月9日
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中国人民銀行(中央銀行)は、一般家計が抱える債務肥大化に警告を発した。
昨年末の一般家計債務残高は、47兆9000億人民元(10兆米ドル)となり、前年から18.2%増加している。これは、可処分所得の上昇率を7.5%ポイント上回っている。
同債務残高は、2014年時点で約23兆人民元だったことから、ここ5年でほぼ倍の水準にまで拡大したことになる。
人民銀行は、急速な一般債務増大が同国全体の金融システム安定を脅かすもので、安定的な経済成長を阻害する危険性があると指摘している。
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