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中国人民銀行による地銀経営権はく奪、流動性縮小の悪影響に

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年7月1日
  • 読了時間: 1分

中国人民銀行(中央銀行に相当)によるモンゴル自治区の包商銀行に公的資金を注入し政府管理下に置いたことで、中小金融機関の資金調達が難しくなっている。

人民銀行が国内行の経営はく奪に踏み切ったのは、ほぼ20年ぶり。

特に国内大手行を中心に、小規模な金融機関への資金貸出を控える動きが拡大している。

インターバンク、あるいは銀行間取引が縮小しており、資金の借り手には痛手となっており、これがデフォルト(債務不履行)の拡大や、中国経済そのもの成長減速にも悪影響を及ぼすと懸念されている。

資金流動性の問題でけでなく、こうした中小金融機関の問題が資本市場に拡大し、債券市場全体にも波及し、企業の社債発行が難しくなることで経済全体にも波及するシナリオが警戒されている。

キャピタル・エコノミクスのシニア中国エコノミスト、ジュリアン・エバンス・プリカード氏は、「包商銀行の国営化で、地方銀行の流動性問題が浮上、これに伴い流動性問題が深刻化している」とした。.

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