中国企業の破たん額、史上最高に
- sigma tokyo
- 2019年12月28日
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中国の企業破たん額は、史上最高を記録した模様。
ファイナンシャル・タイムズ(FT)紙が報じたもので、昨年の174億4000万ドルから今年は186億ドルに増加した。
S&Pグローバル・レーティングスによれば、中国企業による米ドル建て債のデフォルト(債務不履行)が29億ドルになっている。
経済活動も低調になった模様。
キャピタル・エコノミクスのシニア中国担当エコノミスト、ジュリアン・エバンス・Pリチャード氏は、「最近のデフォルト増加は、企業の債務が依然として難しい状況にあることを示している」と分析している。
デフォルト増加の主因は、ここ数年続いた民間企業による積極的な借り入れ拡大にあり、特に化学と繊維産業の財務悪化が激しいという。
また、シャドーバンキングへの依存も、デフォルト拡大に影響している。
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