中国国債のグローバル指数採用、1500億ドルの資金流入も
- sigma tokyo
- 2019年4月8日
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中国の政府、および一部国営銀行の債券がブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数に採用されたことで、同国の債券市場に1500億ドル相当の資金流入が見込まれている。
さらに、FTSEラッセル指数、JPモルガン指数に中国債券が採用される可能性もある。加えて、すでにMSCI株式指数に採用されている中国株式の過重ベースが引き上げられる可能性もある。
これが実現すれば、海外資本の中国金融市場への流入が今後、3~5年で1兆ドルに達する可能性もある。
しかしながら、今回、中国債券の採用が20カ月超にわたって行われることから、海外資本の流入が緩やか、かつ段階的となるという。さらに、中国債券市場での流動性の欠如と出来高の薄さも懸念要因で、投資家がさほど積極的に資金を投下しずらい環境にある。
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