ゴールドマン・サックスは、中国の人民元が対ドルで目先、下落する可能性があると分析している。
アジア時間午後の取引では、1ドル＝7.0663人民元。
グローバル外国為替共同責任者、ザック・パンドル氏は、「（中国人民銀行が設定する）取引レンジの下限に近付くとみている。7.20人民元まで下がるだろう」とした。
この動きは、「今後1カ月」で現実化する可能性が高いという。
人民元は、8月に心理的に重要な節目である1ドル＝7人民元を割り込んだ。これを受けてアナリストは、中国金融当局が、貿易紛争に起因する対米輸出の落ち込みをカバーするための人民元安誘導を進めるとみている。
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