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人民元が対ドルで7.0に近づく下げ、人民銀行総裁発言が人民元安容認観測呼ぶ

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年6月11日
  • 読了時間: 1分

中国の通貨、人民元は週明け10日の取引で対ドルで、ここ半年では最低水準に下落した。

人民銀行(中央銀行に相当)の易鋼総裁による人民元安容認ともとれる発言がきっかけとなった。

人民元は、1ドル=6.9352人民元まで下げた。これは、2018年11月以来の低水準。

同総裁は、ブルームバーグとのインタビューで、人民元下落に死守すべき防衛ラインがあるかとの質問に「数値目標」を持っていないと述べていた。

同総裁のこの発言は、心理的に重要な1ドル=7人民元を割り込んで人民元安が進むことを容認するとの観測を呼び、ドル買い/人民元売りが加速した。

同総裁はまた、米国との貿易紛争に解決策が見出せない場合には、中国には利下げに踏み切る「十分に大きな余地」があり、預金準備率も大きく引き下げるだけの十分な余裕があるとも発言している。これも、人民元売りの材料となった。

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