今回の強気相場、大きな下げは期待できず終わりを見極めるのは容易ではない=GMO創設者
- sigma tokyo
- 2019年3月10日
- 読了時間: 1分
運用機関、GMOの創設者、ジェレミー・グラハム氏は、強気相場かならずしも大きな下げで終わるわけではない、との意味深い見解を示した。
「現在の相場は、よろよろしている。3歩下がって、2本進む展開だ。通常とは異なる動きだ」とした。同氏はこれまで、過去2回の大きな上昇相場を的確に予想していることで知られる。
「これまでは、今回の上昇相場が、バブル崩壊のように終わることを期待していた。それは、ここ3回の強気相場が終わったような形の展開だ。この3回は、典型的な強気相場の終わり方だった」とした。
同氏は、「極めて楽観的なセンチメントが支配し、そして急激に下げて終わった。強気相場の終わりを認識するには、極めて容易だった。しかし、今回は、そうはならない。今回は、違う要素を見出す必要がある」とした。
そのうえで同氏は、「慎重にならざるを得ない」とした。
コメント