今年のアジア経済はプラス成長ならず、60年で初=IMF
- sigma tokyo
- 2020年4月17日
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国際通貨基金(IMF)は、コロナ・ウィルス拡散の影響により、今年のアジア経済がゼロ成長になる。同地域がプラス成長とならなにのは、過去60年で初となる。
アジア太平洋地域担当ディレクター、Chang Yong Rhee,氏は、「今回の危機は、これまでに類をみないものだ。大恐慌よりも悪化度合いが厳しい。そして、アジア地域も、今回の危機から逃れることはできない」とした。
「2020年、そして2021年の経済見通しに不透明感が高く、コロナ・ウィルスのアジアへの影響は、かなり厳しく、ここまで経験したこともないものだ」とした。
1997年のアジア金融危機の際でも1.3%、2008~09年の世界金融危機の際でも4.7%とプラス成長を記録していた。
IMFの最新予想では、日本はマイナス5.2%、インドはプラス1.9%、韓国はマイナス1.2%、東南アジア5カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポールとフィリピン)はマイナス1.3%。
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