今後の米株、本格的な反転上昇か再度の下値確認かは半々=アセント・ウェルスのゴードン氏
- sigma tokyo
- 2020年4月11日
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S&P500指数が1974年以来では最高のパフォーマンスを残したことを受けて、米株の本格的な反転期入りが議論されるなか、アセント・ウェルス・パートナーズのマネージング・ディレクター、トッド・ゴードン氏は、半々だとみている。
「トレーダーであれ、投資家であれ、多くが持っている疑問は、足元の反転が、結局が失敗に終わる単なる売り相場におけるショートカバー(売り建ての買戻し)なのか。あるいは、V字型の回復が期待できる断定的な底値を付けた後の上値追いなのかにある」と現状を説明している。
今年2月19日、S&P500指数は史上最高値の3393ポイントを記録、3月23日には2191まで下落、高値からは35%下げている。この安値からは27%反転しているエリアとなる。
「2796で50%戻しとなる。61%(3分の2)の2939が次のカギとなる。この水準が、将来を決める重要なポイントだ。今後、弱気相場になるか、強気転換するのかが決定される」とした。
同氏は、これまでよりは株式強気に傾いているものの、継続的な上値追いが期待できるか、あるいは再び反転下落に転じるのかは半々だとしている。
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