企業業績予想の下方修正、必ずしも株価下落につながらず=シティ
- sigma tokyo
- 2019年7月22日
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株式市場は、企業の業績見通しに大きく左右されるケースが多いが、シティによれば、業績に必ずしも連動せずに、逆に、業績予想が不振でも上昇したケースもある。
1989年以降、業績見通しが全般的に下方修正されたにもかかわらず、15年、株価が上昇している。
これまでのところ、第2・四半期の1株当たり利益(EPS)成長予想は、マイナス2.6%となっている。しかしながら、年初来これまで、S&P500指数は19%、ダウ工業株30種指数は17%、ナスダック総合指数は24%と、それぞれプラスとなっている。
シティのストラテジストは、2020年が今年と同様の展開になるとみており、1990年代中盤から終盤にかけて、企業業績が下方修正されるなかで、株価が上昇した局面と酷似しているという。
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