債券が人気、株式アロケーションが急減しキャッシュも増加＝BOAM運用担当者調査

U.S. Treasuries ‘most crowded’ as investors flee risk: BAML survey

市場に不透明感が高まるなかで、米債券市場がもっとも資金を集めていることが、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（BAML）の月例調査で明らかになった。

ファンドマネージャーを対象とした同調査では、債券への資金アロケーソンが前月から12％ポイント増加した。これは、2011年9月以来の高水準で、

資金運用担当者は、リスク資産からより安全性の高い資産への資金移行を進め、5月の株式アロケーションが前月から32％ポイント減少し、21％にまで下落。これは、リーマン。ショック時の2009年3月以降の低水準。単の下落幅としては、史上2番目に大きなもの。

キャッシュ比率は、4.6％から5.6％に上昇している。これは、2011年以来の高水準。