米中の貿易紛争激化の様相を受け、セイフヘイブンと見られる円とスイスフランがしっかりの展開となっている。
米国は、20％の追加関税を発動、中国は、即座に対抗措置を取るとしている。
大和証券のシニア通貨ストラテジストの石崎氏は、「ドルは、対円で明らかに下げトレンドにある。これは、テクニカルな側面からも、資本の動きからもだ」とした。
「しかし、市場はこれを想定しいたことに加え、日本の機関投資家からは一定程度以上のドル実需がある。こうした状況を考慮すれば、ドルは、これから一段と大きく下げる可能性は少ない」とした。
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