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円キャリー取引、終息の兆し

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 8月19日
  • 読了時間: 1分

2023年夏季依頼1ドル=140円超の円安水準にある外国為替市場では、低金利を背景とした円キャリー・トレードが縮小に向かい、円高/ドル安の展開が見込まれている。この動きが加速すれば、世界の資産配分が変わってくる可能性がある。



米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)には利下げ圧力が強まっている一方、日銀には逆に利上げ圧力にさらされている。この2つの動きが現実化すれば、日米の金利差が縮小し、低金利の円で資金調達し投資運用に向ける円キャリー・トレードの終局を示唆している。


日本国内では、インフレが日銀目標を上回って推移、第2・四半期国内総生産(GDP)が1%プラス成長と着実に経済発展を見せている。べセット米財務長官は、日銀が間もなく利上げに踏み切るとの口先介入も行っている。


逆に、米国では最新の非農業部門新規就業者数が想定を下回るペースでの増加となり、経済成長停滞懸念が浮上している。

 
 
 

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