劣悪なリセッションも想定して準備、08年金融危機と酷似したストレス状態=JPモルガンCEO
- sigma tokyo
- 2020年4月7日
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JPモルガン・チェースの最高経営責任者(CEO)、ジェイミー・ディモン氏は、コロナ・ウィルスの悪影響には「劣悪なリセッション(景気後退)」も含むとし、2008年世界緊急危機のような金融ストレスがあり得る、との見解を示した。
これまでは自行の強化のフェーズにあったが、これを危機対応に切り替えたとし、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行)が求めるようなストレス・テストとは全く異なる対応を準備しているとした。
「今後、どのような展開になるのか、明確にはわからない。しかしながら、最低でも、劣悪なリセッションと、2008年に経験したような金融ストレスがかかる状況を想定して準備している」とした。
そのうえで、「このようなストレスに対して、我が行も決して無傷ではいられないだろう」とした。
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