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北海ブレント原油が80ドル台に上昇も、イラン緊張激化で海上封鎖の危険性も

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年5月11日
  • 読了時間: 1分

RBCキャピタル・マーケッツのグローバル・コモディティ(商品)リサーチ担当責任者、ヘリーマ・クロフト氏は、イランをめぐる緊張激化で原油価格が大きく上昇する可能性があると見ている。

イランのロウハニ大統領は、米国による制裁強化を受けて欧州が何らかの緩和策を取らない場合には、海上輸送に悪影響が出ると警告した。

これまで同国は、ペルシャ湾の出入り口であるホルムズ海峡閉鎖の可能性を示唆している。海上輸送される原油と石油製品のうち約20%は、同海峡を通過する。

しかしクロフト氏は、同海峡以外でも注目すべき場所があると指摘している。

「イエメン沖にも注意すべきだ」とした。

「サウジアラビア籍のタンカー2隻が、昨年攻撃を受けた(のがシリア沖だ)。時期的に、紅海から海路を変更する時期がある。仮に(昨年と)同様の攻撃があれば、原油価格が上昇する」とした。

同氏は、イランが核再開発の可能性を示唆しており、海上封鎖も懸念要因としてあるため、価格上昇があり得るとし、北海ブレントが夏に向けてバレル当たり80ドル前半まで上昇すると見ている。

RBCの予想では、平均75ドル、現在は70ドルを幾分か超える水準で取引されている。

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