原油が一段安の可能性、52ドルも視野に＝テクニカル・アナリスト

Crude could drop to $52 as global pressures persist, says top technical analyst

原油市場は、先週、年初来では最悪のパフォーマンスを記録、テクニカル分析でも、一段安の可能性が示されている。

ヤマダ・テクニカル・リサーチ・アドバイザーズの創設者、ルイス・ヤマダ氏は、4月、60ドルを割り込む場面があれば、上値追いの動きが止まると予想していた。

そして、その予想が現実化した現在、「上値が限られているのは、明らかだ」とした。

「チャートには明確に示されている。2018年高値から引いた抵抗線に当たり、跳ね返されたことが明らかだ。逆に今は、形が崩れつつあるようだ。200週移動平均線が通る52ドル付近と、抵抗線（今では指示線）であった62ドルとの間の取引レンジに代わった可能性がある」とした。