原油価格の上昇はわずか、イランの英国籍タンカー拿捕を受け
- sigma tokyo
- 2019年7月20日
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原油価格は、イラン国営通信が同国革命防衛軍による英国戦タンカー拿捕の報道を受けて、幾分か上昇している。
同軍が発表した声明によれば、「革命防衛軍は、金曜(19日)、ホルムズ海峡を通過中の『ステナ・インペロ号』が国際法を犯したことで拿捕した。拿捕後に同船籍は、イランにえい航され査察を受けている」とした。
これを受けて北海ブレント価格は、前日比0.66ドル高の62.59ドルで取引されている。
また、ウェスト・テキサス・インターメディエート(WTI)は、同0.33ドル高の55.63ドル。
リッターバーク・アソシエイツのジム・リッターバーグ氏は、今回の拿捕を受けても、原油価格が上下どちらの方にも動くとみており、「米国とイランの緊張関係はプラス材料で、世界的な需要後退がマイナス材料だ」とした。
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