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原油価格の崩壊、エネルギー業界の統廃合を促すことに

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年4月23日
  • 読了時間: 1分

足元で大きく揺れている原油先物市場の動きは、エネルギー業界には大きな衝撃を与えている。貯蔵余地がほとんどなく、供給過多となっていることが浮き彫りにされた先日の原油先物5月限納会は、さらなる生産削減だけでなく、一部エネルギー企業の経営破たんにつながる可能性がある。

CFRAのエネルギー・エクイティ・アナリスト、スチュワード・グリックマン氏は、5月限納会だけでなく当限となった6月限の動きにより、一部生産停止にまで追い込まれる可能性があるとみている。

さらに、業界内では統廃合が進み、その結果、わずか数社しか残らない可能性もあるという。

「6月限は、火曜(21日)も下げた。これは、貯蔵スペースの問題を表したものだ。貯蔵スペースを見つけられない生産者は、地下に埋めたまま、すなわち生産を停止することだ」とした。

バンク・オブ・アメリカは、「エネルギー・セクターは、需給関係の変化にともない移行期にある」としている。エクソンモービル、シェブロンやコノコフィリップスなど配当性向の高い大手エネルギー企業は、すでにこうした需給変化に対応するべく、体制を変更しているという。

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