トランプ米大統領のイラン制裁激化により、原油市場の不安定化が増すとアナリストは分析している。
RCAリサーチは、「原油生産は、ベネズエラからの供給が急速に細り、リビアでの紛争が激化しているなかで、さらに減少している。石油輸出国機構（OPEC）の生産余力kも、タイトなままだ」とした。
そのうえで、「原油市場は、危険なまでの供給ショックの可能性に直面している」とした。
原油価格は、トランプ大統領のイラン産原油購入禁止要請を受けて、6カ月ぶりの高水準に上昇している。
同大統領によれば、サウジアラビアとアラブ首長国連邦（UAE）がすでに、イランからの供給源を補うための増産意向を示しているという。
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