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史上最高値更新中のナスダック、弱気相場入りの銘柄存在が懸念材料

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年2月7日
  • 読了時間: 2分

米ナスダック総合指数は、史上最高値を更新しているが、一抹の懸念材料がある。

52週間高値から20%を超える下の弱気相場入りとされる銘柄は、依然として半数を超えて存在することが、その不安だ。

フェアフィールド・ストラテジーズの創設者、ケイティ―・ストックトン氏は、「ナスダック市場は、モメンタムの観点からは、極めて強いと言える。しかしながら、相場をけん引する銘柄との観点では、極めて限られている」とした。

アップル、マイクロソフトやアマゾン・ドットコムなどの超大型株が、今回の史上最高値更新に大きく寄与している。ほかの銘柄も、この動きに追随することが期待されている。

tしかしながら、たとえばアライン・テクノロジー、ダラー・トゥリー、ウルトラ・ビューティー、ウォルグリーン、ザイリンクスなどは、高値から大きく下げており、いわゆる弱気相場入りしたままだ。

ストックトン氏は、「テクニカル分析を手掛ける者として、下げトレンドにある銘柄に買いを入れる気にはならない。実際、たとえばアライン株には、ショート(売り建て)推奨を出している。全体としては、長期的な下げトレンドにある銘柄を避けることを推奨している」とした。

トークビル・アセット・マネジメントのポートフォリオ・マネジャー、ジョン・ぺトライズ氏は、弱気相場しているナスダック上場銘柄が、今後も下げトレンドのまま推移すると予想している。

「2つの材料がある。一つは、バリュエーションでもう一つがファンダメンタルズだ。成長株は、大きく上昇しており、今後もキャッシュフローが好調で、一段高が期待できる。一方、弱気相場入りしている銘柄は、バリュエーション上の問題があり、成長株のモメンタム次第では、一段の下げ圧力もあり得る」とした。

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